こんにちは、潔く銀です。この日は、思いつきでツルが撮影したいと思い、出水のツル渡来地を初訪問しました。
ツルの撮影は、北海道旅行のタンチョウ以来となりました。そのタンチョウが出水にやってきて、話題になったため見れたらラッキーだなと思って、この日訪れることにしました。
初めは、あまりどういう場所か知らなかったので、とりあえず気楽に行って見ようという感じだったのですが、現地について驚きの光景を見ることになりました。
大量のカモが上空を飛んでおり、空が黒くなっていました。ここまで大量のカモを見るのは初めてでした。種類は全てオナガガモでした。何気にオナガガモは今年初の記録でした。見ることはよくあったのですが、撮影はしていませんでした・・・
ここまで大量に飛び交っていると、風圧で砂煙が起こり、すごい状態になっていました。ここでは、こういう現象がよく起こるのでしょうか・・・見慣れていない自分にとってはすごく異様な光景でした。ちなみに、マガモも混ざっていたりいなかったり
カモばかり撮影するのは、今回の撮影の目的ではないので、メインのターゲットであるツル達を撮影していきます。あまり、ここにいるツルについて調べていなかったので、観察センターで知識をつけながら撮影することにしました。
鶴らしい姿を撮影するべく、並んで撮影しているところを記録しました。2枚ともナベヅルという種類の鳥です。鍋底の色に似ているというところから名付けられたらしいです。
次に、マナヅルを撮影しました。この種類は、日本に渡ってくる数がほとんど生息数に近いらしいです。なので、生存する全ての個体が出水で冬を越すらしく驚きました。鳥インフルエンザが、もしここで広がってしまった場合は絶滅も考えられるらしく、分散してこの地に降り立つように工夫しているらしいです。地元民と協力して行っているようで、自然と人間の共存をしようと努力しているのだなと感じました。
次は、観察センターの上から撮影してみました。ここまでたくさんいると、流石に少し気持ち悪いなと思いました。白っぽいのがマナヅル、黒っぽいのがナベヅルです。この中に、珍しいツルがいるのかもしれませんが見つける事ができませんでした。
猛禽類いるじゃん!って思って撮影したら、トンビでした。久しぶりに撮影したのでブログに載せます。ここには、かなりたくさんトンビがいました。何か小鳥のようなものを持っていたような気がしたのですが、その個体を撮ることはできませんでした。写真の子は、分かりにくいですが木の枝を持っています。
この日は、雲が多くて晴れたり曇ったりしていて、好条件での撮影チャンスが少なかったです。その中で偶然撮影する事ができた青空バックのナベヅル。やっぱり、ツルは飛んでいる姿が美しいです。
最後に、近くにいたカラスを撮影。このカラスはミヤマガラスといい、街中にいるハシブトガラスやハシボソカラスと比べると少し小さいカラスです。この時期になると大陸から渡ってくるようです。若干、嘴が少し白いのも特徴的です。
今回は、普通の機材で撮影した分のみを公開しました。次は、オールドレンズで撮影したものを公開していきます。
今年の野鳥撮影はこれが最後になりました。最後は、FD REFLEXで撮影した写真を別記事で公開しようと思います。それでは!